Xiaomi 17Tを購入して約1カ月で売却した。
購入前から気になっていたのが、「発売直後のAndroidスマートフォンはいくらで売れるのか」という点だった。iPhoneはリセールバリューが高いことで知られている一方、Androidスマートフォンは値下がりが早いと言われることが多い。しかし、発売されたばかりのモデルについては実際の売却事例が少なく、買取価格を予想するのは難しい。
今回、筆者はじゃんぱらでXiaomi 17Tを売却し、その査定額やリセール率を確認することができた。
この記事では、実際の売却金額やリセール率に加え、店舗買取とフリマサイトではどちらがお得だったのかについても検証していく。これからXiaomi 17Tを売却しようと考えている人や、Androidスマートフォンのリセール事情が気になる人の参考になれば幸いだ。
結論|発売直後のAndroidスマホのリセール率は約70%だった
Xiaomi 17Tの売却結果
今回の売却結果を先にまとめると、次のようになった。
- 定価:89,980円
- 購入価格:83,980円(割引適用)
- 売却価格:63,000円(じゃんぱら)
- 使用期間:約1カ月
購入価格83,980円に対し、売却価格は63,000円。実質的な使用コストは20,980円となった。
発売から約1カ月というタイミングで約75%前後(定価比では約70%)の価格で売却できたことになる。Androidスマートフォンは値下がりが早いという印象を持っていたため、この結果は予想よりも健闘したという印象だった。
思った以上に高く売れたが安い買い物ではなかった
約7割というリセール率だけを見ると悪くない結果と言える。
しかし、約1カ月使用して約2万円のコストがかかったと考えると、決してコストパフォーマンスの良い使い方だったとは言えない。
もちろん、最新モデルを実際に使ってレビューできたことや、売却価格のデータを得られたことには価値がある。それでも一般的な使い方としておすすめできる買い替えサイクルではない。
Xiaomi 17Tをじゃんぱらで売却した結果

実際の査定金額
今回、Xiaomi 17Tは中古スマホ買取店「じゃんぱら」で売却した。
査定結果は以下のとおり。
- 基本査定額:60,000円
- 買取金額5%アップキャンペーン:3,000円
- 最終買取価格:63,000円
キャンペーンを利用できたことで、通常査定より3,000円高く売却できた。
もともと発売から約1カ月しか経過しておらず、買取相場がまったく読めない状況だったため、6万円を超える査定額が提示されたときは正直ホッとした。

査定はスムーズだった
店舗で受付を済ませた後、査定にかかった時間は約1時間だった。
査定では本体の外観や付属品の有無を確認され、動作確認も実施されたようだが、特に気になる点は指摘されなかった。

今回の査定内容をまとめると以下のようになる。
- 査定時間:約1時間
- 本体状態:目視で確認できる傷なし
- 付属品:購入時の内容物はすべてあり
- 減額:なし
ケースとガラスフィルムを装着して使用していたこともあり、本体には目立つ傷や打痕は付いていなかった。また、充電器やケーブルなどの付属品もすべて揃えて持ち込んだため、減額されることなく満額査定となった。
じゃんぱらの査定や手続き自体は非常にスムーズで、待ち時間を含めてもストレスを感じる場面はほとんどなかった。
なお、Xiaomi 17Tをわずか約1カ月で手放すことにした理由については、別記事で詳しく紹介しているので、気になる人はそちらもあわせて読んでほしい。
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発売直後のAndroidスマホは買取価格が読めない
Xiaomi 17Tは価格相場が存在しなかった
今回の売却で一番苦労したのは、「いくらで売れるのか」を事前に予測できなかったことだ。
iPhoneであれば、発売直後でも中古市場の流通量が多く、フリマサイトや中古ショップの販売価格、買取価格を参考におおよその相場を把握できる。しかし、Xiaomi 17Tは発売から約1カ月しか経過しておらず、中古市場にはほとんど流通していなかった。
実際にメルカリなどのフリマサイトを確認しても出品されているのは未使用品ばかり、中古品の売買済み商品のデータは見つけられなかった。中古販売店でも販売実績が見当たらず、参考になる価格情報を見つけることはできなかった。
そのため、店舗へ持ち込むまでは「5万円台になるのか」「7万円近く付くのか」といった予想すら難しい状態だった。
相場が無いAndroidは一定の基準で査定されている気がする
これはあくまで今回の売却を通じて感じた印象だが、発売直後で市場価格が形成されていないAndroidスマートフォンは、ある程度決まった基準で査定されているように感じた。
iPhoneは中古市場での流通量が多く、需要も安定しているため、市場価格をもとに買取価格が決められている印象が強い。一方で、発売直後のAndroidスマートフォンは流通量が少なく、価格を判断するためのデータが十分に存在しない。
そのため、中古市場の相場ではなく、「新品価格に対して一定割合で査定額を決める」といった運用になっている可能性もあるのではないかと考えている。
今回のXiaomi 17Tも、定価89,980円に対して買取価格は63,000円だった。リセール率に換算すると約70%となり、発売から約1カ月という条件を考えると、このあたりが一つの目安として設定されているようにも感じられた。
もちろん、これは今回の売却結果から考えた筆者個人の推測に過ぎない。メーカーや機種、販売状況、市場の需要によって査定額は大きく変動する可能性があるため、「発売直後のAndroidスマホはすべて70%で買い取られる」という意味ではない。
ただ、価格相場が存在しない状態でも一定の査定額が提示されたことは、今後Androidスマートフォンを短期間で売却する人にとって、一つの参考データにはなるだろう。
メルカリならもっと高く売れた可能性もある
79,000円で売れた場合をシミュレーション
今回は手間や確実性を重視し、じゃんぱらで売却した。しかし、あとから考えると、メルカリなどのフリマサイトを利用した方が手元に残る金額は多かった可能性がある。
発売直後で中古品の流通量が少なかったことを考えると、79,000円前後であれば十分売れる可能性があったと考えてシミュレーションしてみた。
| 内容 | 金額 |
| 販売価格 | 79,000円 |
| 販売手数料(10%) | -7,900円 |
| 送料 | -520円 |
| 振込手数料 | -200円 |
| 手取り金額 | 70,380円 |
じゃんぱらでの買取価格63,000円と比較すると、約7,380円多く手元に残る計算になる。
7,000円以上の差は決して小さくなく、少しでも高く売りたいのであればフリマサイトは十分検討する価値があるだろう。
7,380円と手間・リスクをどう考えるか
一方で、フリマサイトには店舗買取にはない手間やリスクも存在する。
まずは本体をきれいに撮影し、商品説明を作成して出品しなければならない。その後も購入希望者とのやり取りや価格交渉に対応し、売れた後は梱包・発送まで自分で行う必要がある。
さらに、高額なスマートフォンでは「届いたら動かないと言われた」「傷があるとクレームを受けた」「すり替え被害に遭った」といったトラブルもゼロではない。
もちろん、多くの取引は問題なく終了するが、こうしたリスクを考えると、「確実に現金化できる安心感」には一定の価値がある。
筆者自身も、今回は発売直後で価格が大きく下落する可能性を考え、少しでも早く売却したかった。そのため、約7,400円高く売れる可能性があったとしても、手間やリスクを避けられる店舗買取を選択した。
時間を優先するのか、それとも数千円でも高く売ることを優先するのか。その答えは人それぞれだが、どちらにもメリット・デメリットがあることを理解したうえで選ぶのが後悔しないコツだ。
Androidスマホは売却タイミングが重要
価格が下がる前に売る判断も必要
今回、発売から約1カ月というタイミングで売却したことで、約70%というリセール率を維持することができた。
AndroidスマートフォンはiPhoneと比べて価格の下落が早い傾向にある。時間が経過するだけでなく、新型モデルの発売やメーカーのセール、キャリアの大幅値引きなどによって中古価格が一気に下がることも珍しくない。
特にXiaomiをはじめとするAndroidメーカーは、発売から数カ月で販売価格が値下がりするケースも多い。新品価格が下がれば、中古市場の相場もそれに引っ張られて下落していく。
そのため、短期間で買い替える予定があるのであれば、「まだ高く売れるうちに手放す」という判断も重要になる。
もちろん、すべての人が早く売るべきというわけではない。しかし、リセールを意識するのであれば、売却のタイミングも購入時から考えておきたいポイントの一つだ。
長く使うか短期間で手放すかを購入前に考えておきたい
今回の売却を通じて改めて感じたのは、Androidスマートフォンは購入前から「どのくらい使うのか」を決めておくことが大切だということだ。
リセールバリューを最優先するのであれば、やはりiPhoneの強さは際立っている。中古市場の需要が高く、発売から時間が経過しても価格が大きく崩れにくいため、買い替えコストを抑えやすい。
一方で、Androidスマートフォンは最新の機能や高いコストパフォーマンスが魅力であり、長期間使うほど購入価格に対する満足度は高くなる。
筆者自身、今回のように約1カ月で手放す使い方は決して効率的だったとは思っていない。それでも、実際のリセール率を検証できたことや、Androidスマートフォンの買取相場について知ることができたのは大きな収穫だった。
この経験は、今後スマートフォンを購入・売却する際の判断材料として活かしていきたいと思う。
まとめ|Androidスマホは売却方法で数千円の差が生まれる
今回、Xiaomi 17Tを発売から約1カ月でじゃんぱらへ売却した結果、買取価格は63,000円となった。定価89,980円に対するリセール率は約70%で、Androidスマートフォンとしては予想以上に高い査定だったと感じている。
一方で、メルカリなどのフリマサイトを利用していれば、手数料や送料を差し引いても約7,000円以上多く手元に残った可能性があった。少しでも高く売りたい人にとっては、フリマサイトも有力な選択肢と言えるだろう。
ただし、フリマサイトには出品や発送の手間に加え、購入者とのやり取りやトラブル対応といった負担もある。確実かつスムーズに現金化したいのであれば、中古買取店を利用するメリットは十分に大きい。
また、Androidスマートフォンは時間の経過やセール、新型モデルの発売によって価格が下落しやすい傾向がある。短期間で買い替える予定があるなら、「いつ売るか」も購入時点から考えておくことで、損失を最小限に抑えられる可能性が高くなる。
今回の売却は約2万円のコストがかかる結果となり、決して経済的な使い方ではなかった。しかし、発売直後のAndroidスマートフォンのリセール率や買取の実態を知ることができたのは、大きな収穫だった。
これからXiaomi 17TをはじめとするAndroidスマートフォンを購入する人は、購入価格だけでなく「売却価格」まで含めたトータルコストを意識することで、より納得感のある買い替えができるはずだ。
今回紹介した63,000円という買取価格は、発売直後のXiaomi 17Tを売却した実例として、これから売却を検討している人の参考になれば幸いだ。





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