2017年に発売されたiPhone 8 Plus。もう9年近く前のモデルだけど、2026年のいま実際に使ったらどうなるのか?中古のiPhone12と入れ替えで父親が使っていたiPhone8Plusが手元にやってきたので試しに使って見ることにした。
正直「さすがにもう厳しいだろう」と思っていたけど、ブラウジングやSNSといった基本操作では意外なほど困らなかったのが第一印象だ。
一方でカメラの画質や、ホームボタンからジェスチャー操作への移行といった部分では、今のiPhoneとの差もはっきり感じた。この記事では「9年前のiPhoneはまだ現役として使えるのか」を、実機での使用感をもとに検証していく。
結論|iPhone 8 Plusは2026年でも十分使える
先に結論を言ってしまうと、日常使いなら特に問題ない。ブラウジングやSNS、YouTubeあたりの基本操作はサクサク動くし、昼間に撮った写真もいまだにきれいだ。ただし夜間撮影になると話は別で、最新のiPhoneとの差がはっきり出る。あとホームボタンからジェスチャー操作に慣れた身としては、久しぶりに触ると地味に戸惑う場面もあった。
安いAndroidに買い替えるくらいなら、正直このままiPhone 8 Plusを使い続けてもいいと思う。もし買い替えるなら、最新OSに対応した中古iPhoneも選択肢に入れておきたいところだ。
iPhone 8 Plusの詳細

基本スペック
- 発売年:2017年
- SoC:A11 Bionic
- RAM:3GB
- ストレージ:64GB/256GB
- ディスプレイ:5.5インチ Retina HD(1920×1080)
- カメラ:デュアル12MP(広角+望遠)
- 生体認証:Touch ID
- 充電端子:Lightning
- 防水・防塵:IP67
- 重量:約202g
- OS対応状況:iOS 16まで対応、以降のメジャーアップデートは対象外
2026年の最新iPhone 17との違いは?
比べるとやっぱり世代差はかなりある。ざっくり並べるとこんな感じだ。
| 項目 | iPhone 8 Plus | iPhone 17 |
| ディスプレイ | 5.5インチ Retina HD | 6.3インチ Super Retina XDR(120Hz ProMotion) |
| チップ | A11 Bionic | A19 |
| カメラ | デュアル12MP | 48MPデュアル(広角+超広角) |
| 生体認証 | Touch ID | Face ID |
| 充電端子 | Lightning | USB-C |
| バッテリー | 公称値なし(実用は工夫次第) | ビデオ再生最大30時間 |
数字だけ見ると圧倒的にiPhone 17が有利に見えるが、実際の使用感がどうなるかは次の章で触れていく。
基本操作には何も問題はない
ブラウジングは今でもサクサク動く
Safariで普通にWebサイトを見たり、X(旧Twitter)やInstagramを開いたり、YouTubeで動画を流したり。このあたりの日常使いなら、A11 Bionicでも特に不満は出てこなかった。「9年前のスマホだからきっと重いだろう」と勝手に身構えていたけど、いい意味で裏切られた感じだ。もちろん最新のアプリの中には多少もたつくものもあるけど、致命的なストレスにはならない。
昼間の写真は今でも綺麗に見える
日中の明るい場所で撮った写真は、正直いまだに十分きれいだ。色味も自然だし、解像感も普段使いには全く問題ない。晴れた日の風景や外食の写真をSNSにアップするくらいなら、最新機種との差をほとんど感じない。日中の撮影条件は、実はスマホの世代差が出にくい条件でもあるんだと思う。


夜間撮影では最新iPhoneとの差が大きい
一方で暗い場所での撮影になると、途端に世代差がくっきり見えてくる。ノイズが乗りやすく、暗部のディテールも潰れがちだ。iPhone 17 Proと並べて夜景を撮り比べてみると、明るさもクリアさも一目瞭然で差がある。ナイトモードのような現代のカメラ機能が持つ差は、やはり大きい。昼間は問題なくても、夜になると一気に世代の壁を感じる、というのが正直な感想だ。


スワイプジェスチャーに慣れるとホームボタン式には戻れない

iPhone 17 Proから戻るとホームボタンに違和感がある
普段iPhone 17 Proを使っている身としては、ホームボタンを押す操作に戻るとちょっとした違和感があった。画面下からスワイプしてホームに戻る操作にすっかり慣れてしまっていて、いざボタンを押そうとすると一瞬手が止まる。性能云々というより、操作体験のほうに世代差を強く感じる場面だった。
ホームボタンに慣れている人なら問題ない
とはいえ、普段からホームボタン付きのiPhoneを使っている人にはこの違和感はないはずだ。iPhone SE(第2世代・第3世代)ユーザーなら操作体系もほぼ同じなので、そのままスムーズに使えると思う。逆に言えば、SE2やSE3から無理に最新型のiPhoneへ買い替える理由は特にないのではないかと思う。いま使っている端末に不満がないなら、そのまま使い続ける選択肢も十分ありだ。
iPhone 8 PlusからAndroidへ買い替える必要はあるか?
2026年でもiPhone 8 Plusはセキュリティ面でもまだ使える
iPhone 8 PlusはOSのアップデートは対象から外れているものの、セキュリティアップデート今でも更新続けられているので、買い替えの理由にはならない。ただし、セキュリティサポートに関しても対象からいつ外れてもおかしくはない年式のため、定期的にApple公式の最新のサポート情報を確認しておくのがおすすめだ。
安価なAndroidより動作が快適に感じる
体感としては、格安帯の新品Androidに買い替えるよりも、iPhone 8 Plusのほうが快適に感じる場面が多かった。仮に筆者のお気に入りのNothing Phone(3a)Liteと比較しても互角かiPhone 8 Plusがやや優勢と言った感想だ。
▼ Nothing Phone(3a)Liteのレビュー記事は下記

アプリの起動やスクロールのスムーズさなど、日常の操作感では見劣りはしない。「新品だから快適」とは限らないというのは、意外と見落とされがちなポイントだと思う。
バッテリーが劣化しているなら交換という選択肢もある
古いiPhoneで一番のネックになりやすいのはやっぱりバッテリーだ。動作自体に不満がないなら、買い替えではなくバッテリー交換で延命するほうが合理的なケースも多い。安いAndroidへの乗り換えを考える前に、まずはバッテリー交換を検討してみる価値はある。
買い替えるなら中古iPhoneも候補になる
Androidへの乗り換えを否定するつもりは全くないけど、買い替え先として中古iPhoneを対象に入れるのもアリだと思う。選ぶときは最新OSにきちんと対応している世代を基準にするのがポイントだ。iPhone 8 Plusから乗り換えるなら、操作性・カメラ・処理性能の進化をまとめて手に入れられる。「とにかく安い端末」だけで選ぶのではなく、OSのサポート期間まで含めて考えたい。
▼ 親のスマートフォンに中古のiPhone12を選んだ記事は下記

まとめ|iPhone 8 Plusはまだまだ使えるが、買い替えるなら中古iPhoneも検討したい
2026年になった今でも、iPhone 8 Plusの基本操作は十分実用の範囲内だった。ブラウジングやSNSは特に不満なく使えるし、昼間の写真もまだまだきれいに撮れる。ただ夜間撮影になると最新iPhoneとの差はやはり大きく、ホームボタンの操作感にも世代の古さを感じる場面があった。
バッテリーの劣化が気になるなら交換で延命するのも手だし、安いAndroidに買い替える前に、いま使っているiPhoneを使い続ける選択肢も十分検討する価値がある。もし買い替えるなら、最新OSに対応した中古iPhoneも候補に入れてみてほしい。

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