Xiaomi 17Tが到着した。
はたしてXiaomi 17Tは本当に買いなのか。
実際に開封して数時間使ってみたところ、サイズ感やディスプレイ品質は期待以上だった。一方で、HyperOSの操作感や発熱、2画面表示には気になる点も見えてきた。
この記事では、普段使用しているiPhone 17 Pro、Nothing Phone (3a) Lite、過去に使用していたGalaxy S24と比較しながら、Xiaomi 17Tの第一印象を率直にレビューしていく。
なお購入理由については別記事で詳しく紹介しているので、そちらを読んでもらいたい。
▶ Xiaomi 17Tは買いか?購入前にスペックと価格を徹底検討した記事はこちら

結論|第一印象は良いが細部には気になる点が多い
先に結論を書くと、Xiaomi 17Tの第一印象はかなり良い。
特にサイズ感、デザイン、ディスプレイ品質は期待以上だった。片手でも扱いやすく、質感も高い。ディスプレイも明るく視認性が良好で、ハードウェアの完成度には非常に満足している。
一方で、HyperOSの操作感には独特のクセがあり、GalaxyやNothing Phoneでは感じなかった違和感があった。また初期設定時の発熱も想像以上で、今後の検証が必要だと感じている。
さらに個人的に最も気になったのは2画面表示時の使い勝手だった。YouTubeとGoogleマップを同時利用する用途では、これまで使っていたAndroidスマホより不便に思える。
現時点での評価を一言で表すなら、「ハードウェアは期待以上、ソフトウェアは要検証」という印象だ。
それでもサイズ感・カメラ・価格のバランスは非常に魅力的で、購入を検討している人は在庫状況だけでも確認しておこう。
▶ Xiaomi 17Tの価格・在庫をチェック
Xiaomi 17Tを開封|付属品をチェック
まずは開封から見ていこう。
最近は充電器やケースを別売りにするメーカーも増えているが、Xiaomi 17Tは必要なアクセサリーが一通り揃っていた。
同梱物一覧

今回確認できた同梱物は以下の通り。
- Xiaomi 17T本体
- SIMピン
- 保護ケース
- USBケーブル
- 67W急速充電アダプター
特に保護ケースが付属するのはありがたい。開封直後から安心して持ち歩ける。
67W充電器が付属するのは大きな魅力
今回の付属品で最も印象的だったのが67W急速充電アダプターだ。
最近はAppleをはじめ、充電器を同梱しないメーカーが増えている。その中で67Wクラスの急速充電器を標準付属しているのは大きな強みと言える。
購入したその日から急速充電を利用できるため、追加出費が発生しないのも嬉しいポイントだ。
一方で少し意外だったのは、付属ケーブルがUSB Type-C to Type-CではなくUSB Type-A to Type-Cだったこと。
最近のトレンドからすると少し古さを感じる構成だが、純正環境としては問題なく利用できる。
付属品全体としては非常に充実しており、特に67W充電器の同梱は他メーカーと比較した際の大きなアドバンテージになっている。
充電器込みで考えると実質的なコストパフォーマンスはさらに高い。
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デザインと質感は想像以上に良い
Xiaomi 17Tで特に満足度が高かったのがデザインと質感だ。
購入前からサイズ感には期待していたが、実際に手に取ると想像以上に完成度が高かった。価格帯を考えると、かなり上質な仕上がりと言っていい。
サイズ感は狙い通りで片手操作しやすい

最近のAndroidスマートフォンは大型化が進み、性能は魅力的でも扱いにくい機種が増えている。
その点、Xiaomi 17Tは画面サイズと携帯性のバランスが良い。大型スマホの部類ではあるものの、本体幅が抑えられているため片手でも持ちやすい。
Galaxy S24やiPhone 17 Proほどコンパクトではないが、日常利用で扱いにくさを感じるサイズではなかった。
サブスマホ用途として購入した自分にとっては理想に近いサイズ感だ。
背面やカメラ周りの質感は高い

正直なところ、デザイン面はそこまで期待していなかった。
しかし実機を見ると印象は大きく変わった。
背面パネルは安っぽさがなく、指紋も目立ちにくい。カメラユニットも含めて全体のデザインに統一感があり、価格以上の高級感を感じる。
特にカメラバンプ周辺の仕上がりは良好で、ぱっと見の所有満足感は高い。
重量は軽くないがバランスは悪くない

実測重量は203gだった。ちなみにカタログ値は200gである。
決して軽量なスマートフォンではないが、持った時のバランスは悪くない。数値以上にズッシリ感はあるものの、開封初日の段階では気になる重さではなかった。
付属ケースの完成度はやや微妙

付属ケースは見た目こそ悪くないが、完成度はもう一歩という印象だった。
特にカメラ周辺のフィット感が甘く、本体との一体感が弱い。実用上大きな問題はないものの、純正ケースとしては少し物足りない。
ディスプレイは十分満足できる仕上がり
Xiaomi 17Tのディスプレイも第一印象はかなり良かった。
色味には好みが分かれそうな部分があるものの、明るさや視認性に大きな不満はない。普段使いで満足できるレベルに仕上がっている。
明るさはiPhone 17 Proより優秀に感じる

最初に感じたのは画面の明るさだ。
室内で比較した限りでは、iPhone 17 Proよりも明るく見える場面が多かった。特に白背景では発光の力強さがあり、視認性は非常に高い。
屋外での検証はこれからだが、少なくとも日常利用で暗さを感じることはなさそうだ。
発色はやや寒色寄り

一方で色味はiPhoneとは僅かながら異なる。
全体的に寒色寄りで、白色もやや青みが強い。鮮やかな表示を好む人には好印象かもしれないが、自分としてはiPhoneの暖色寄りな色味の方が好みだ。
ただし画質が悪いという話ではなく、あくまでチューニングの違いである。
ベゼルは細く不満なし

ベゼルについても十分満足できる。
最新ハイエンドモデルと比較すれば差はあるかもしれないが、実際に使っていて気になるレベルではない。
上下左右とも細く仕上がっており、画面への没入感も高い。
総じてディスプレイの評価は高い。色味には好みが出そうだが、明るさや視認性は大きな長所と言えるだろう。
HyperOSはクセが強い
今回Xiaomi 17Tで最も気になったのが、搭載OSであるHyperOSの操作感だった。
使いにくいというよりは独特という表現が近いが、GalaxyやNothing Phoneの使用初期にはなかった違和感を覚える場面が少なくなかった。
ジェスチャー操作に違和感がある
最も気になったのはジェスチャー操作だ。
Galaxy S24やNothing Phone (3a) Liteでは起きなかった誤操作が発生する。ホームへ戻る操作やアプリ切り替え時に意図しない挙動になることがあり、操作のリズムが狂う場面があった。
慣れの問題なのか、HyperOS特有のクセなのかは今後の検証が必要だ。
アニメーション品質はNothing OSに及ばない
動作速度自体は十分速い。
しかしアプリの起動や終了、画面遷移などのアニメーションには少し不自然さを感じる。
Nothing OSのような滑らかさや視覚的な気持ち良さはなく、比較すると作り込みの差を感じた。
Nothing OSについて詳しく知りたい人は、実際に1か月使用したレビュー記事も参考にしてほしい。
▶ Nothing OS|“触るのが楽しい”独自UIの特徴と使いやすさを解説はこちら

文字サイズが全体的に大きい

細かい部分だが意外と気になったのが文字サイズだ。
最小設定にしても文字が大きく、一画面あたりの情報量が少ない。ブラウジングやSNS利用時には表示領域の狭さにもつながっている。
カメラは期待通りと期待外れが混在
Xiaomi 17Tはカメラ性能も売りのひとつだ。
ただし開封初日の段階では、画質そのものよりもカメラアプリの仕様が強く印象に残った。
写真の傾向は典型的なAndroidらしい画作り
撮影した写真はコントラスト高めで、色のメリハリが強い。
空はより青く、被写体はより鮮やかに見える傾向があり、いわゆるAndroidらしい画作りだ。
見栄えは良いが、自分としてはiPhone 17 Proの自然な色味の方が好みだった。
もちろん好みの問題であり、SNS映えを重視する人にはむしろ好印象かもしれない。
Proモードの仕様は不満
最も気になったのはProモードだ。
選択できる画角が「0.6倍、1倍、5倍」の3種類しかない。
2倍や3倍といった中間画角が利用できず、構図の自由度が大きく制限される。

人物撮影やモータースポーツ撮影では中間画角を使いたい場面が多いため、この仕様は非常に不便だ。
もっとも、これはXiaomiだけの問題ではない。これまで使ってきたAndroidスマホでも似た傾向があり、Android陣営全体の弱点とも言える。
なおiPhone 17Proに関してはProモードに当たるRAW撮影でも自由に画角が調整できる。
▶ iPhone 17 Proの半年使用レビューのブログ記事はこちら

スピーカー・認証性能は無難な仕上がり
認証性能とスピーカーについては、大きな不満も感動もなかった。
良くも悪くも無難な仕上がりだ。
顔認証と指紋認証は必要十分
指紋認証は画面内認証方式を採用している。
認証速度は十分速く、失敗も少ない。顔認証についても実用上問題なく利用できた。
飛び抜けて優秀ではないが、日常利用で不満はない。
スピーカーは悪くないが感動もない
スピーカーはステレオ構成で、動画視聴には十分な性能を備えている。
ただし音質については期待を超えるものではなかった。
iPhone 17 Proと比較すると低音の厚みや音場の広さで差を感じる。一方でNothing Phone (3a) Liteよりは明確に優秀で、音の広がりや臨場感は上だ。
個人的な印象としては、iPhone 17 Pro >>> Xiaomi 17T >> Nothing Phone (3a) Liteという順番になる。
▶ Nothing Phone (3a) Liteの初期レビュー記事はこちら

使い始めてすぐ気になった3つのポイント
ここまでは比較的好印象な内容が続いたが、実際に使い始めると見過ごせない不満点も見えてきた。
特に以下の3点は、開封初日の段階でも明確に気になったポイントだ。
発熱は想像以上に大きい
最も気になったのは発熱だった。
初期設定やアプリのダウンロード中に本体温度が大きく上昇し、背面温度は実測で40℃前後まで達した。
特に、
- 初期設定時
- アプリダウンロード時
- バックグラウンド同期時
- 65W急速充電時
は明らかに本体が熱くなる。
初期設定直後は大量の同期処理が動作しているため、ある程度の発熱は想定内だ。しかし、それを差し引いても発熱量は少し大きいように感じた。
さらに気になったのは、高負荷ではない場面でも本体がほんのり暖かいことだ。
これが購入直後特有の現象なのか、それとも普段使いでも続くのかは今後しっかり検証したい。
表示領域は思ったほど広くない
購入前は6.5インチクラスの大画面を期待していた。
しかし実際に使ってみると、体感的な表示領域はそれほど広くない。
特にiPhone 17 Proと比較すると差は想像以上に小さい。スペック上はXiaomi 17Tの方が大画面だが、ブラウザやSNSを表示すると情報量はほぼ変わらない。
一方でNothing Phone (3a) Liteと比較すると差は明確で、あちらの方が一画面に表示できる情報量が多い。
原因のひとつはHyperOSの文字サイズだろう。
最小設定にしても文字が大きく表示されるため、ディスプレイサイズを十分活かしきれていない印象を受けた。
ディスプレイ品質そのものには満足しているが、表示領域については期待を下回った。
2画面利用時の表示領域に不満

現時点で最も大きな不満がこれだ。
自分はサブスマホで、
- 上段にGoogleマップ
- 下段にYouTube
という2画面表示を頻繁に利用している。
ナビを確認しながらYouTubeのライブ配信や実況をラジオ感覚で流す使い方だ。
ところがXiaomi 17Tでは、Googleマップ側の表示領域が狭くなりすぎてルートの先が見えなくなる。
Galaxy S24では発生しなかったし、Nothing Phone (3a) Liteでも問題なく利用できていた。
つまりAndroid共通の問題ではなく、Xiaomi 17T特有の表示仕様である可能性が高い。
正直なところ、この点は大きなショックだった。
今回Xiaomi 17Tを購入した理由のひとつがサブスマホ用途だったからだ。
むしろ2画面表示を快適に使うためにAndroidスマホを持っていると言っても過言ではない。その用途で不満が出てしまったのは大きなマイナスポイントである。
現時点では、Nothing Phone (3a) Liteの代替機としては厳しいという印象だ。
設定変更などで改善できる可能性もあるため、今後さらに検証していきたい。
まとめ|期待以上のハード、期待以下のソフト

Xiaomi 17Tを開封し、初期設定から数時間使ってみた第一印象は悪くない。
サイズ感は理想的で持ちやすく、筐体の質感も価格以上。ディスプレイも明るく視認性が高いため、ハードウェアの完成度には十分満足している。
一方で、HyperOSの操作感には独特のクセがあり、発熱や2画面表示の使い勝手にも気になる部分があった。特にGoogleマップとYouTubeを同時利用する自分の使い方では、想像以上に不満を感じる結果となった。
それでも「使い続けてみたい」と思わせる魅力を持ったスマートフォンではある。
特に
- サイズ感重視
- カメラ重視
- 10万円以下で探している
人には十分候補になる。
▶ Xiaomi 17Tの価格・在庫状況を確認する
私の現時点での評価を一言で表すなら、「ハードは期待以上、ソフトはまだ評価が定まらない」という印象だ。
しかし現段階では、期待よりも不安が大きい。
ただ、その不安も含めて今後の検証が楽しみになるスマートフォンでもある。
今後も実際に使い込みながら、カメラ性能やバッテリー持ち、発熱などを検証していきたい。

















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