中古スマホは新品より安く購入できる一方、需要や在庫状況によって毎月価格が変動する。
基本的には発売から時間が経過するほど価格は下落するが、2026年8月の中古スマホ市場では、この流れとは異なる動きが見られた。
7月と8月の相場を比較すると、Pixelシリーズでは中古価格・買取価格ともに上昇するモデルが存在。一方で高年式iPhoneも価格が高止まりしており、購入タイミングとしては慎重な判断が必要となっている。
一方、iPhone 12のような旧型モデルは価格が安定しており、3万円前後で購入できる中古スマホとして魅力が高い。
本記事では、7月から8月の価格変化を分析し、8月に買うべき機種・売るべき機種を紹介する。
結論|8月は「買う」と「売る」で判断基準が異なる
2026年8月の中古スマホ市場では、高年式モデルと旧型モデルで価格動向が分かれる結果となった。
まずiPhoneでは、iPhone 16・17シリーズなどの高年式モデルは中古価格・買取価格ともに堅調に推移している。リセールバリューの高さは魅力だが、中古購入を考える場合は価格が高止まりしており、今すぐ狙うタイミングとは言いにくい。
一方で、iPhone 12などの旧型モデルは中古価格が安定している。iPhone 12は7月から8月にかけて中古価格が30,800円で変化しておらず、3万円前後で購入できるiPhoneとして現在も魅力がある。
一方、AndroidではPixelシリーズに特徴的な動きが見られた。
Pixel 7aやPixel 8aでは、中古価格・買取価格ともに上昇。特にPixel 8aは中古価格が43,800円から47,980円、買取価格が30,500円から35,000円へ上昇している。
この背景には、新型Pixel発表後の下取りキャンペーン需要が影響している可能性がある。下取り対象として需要が高まったことで、一時的に中古価格が押し上げられていると考えられる。
ただし、価格が上昇しているモデルは購入側から見ると割安とは言いにくい。Pixelシリーズや高年式iPhoneを中古で購入するなら、今後の価格下落を待つ選択肢もある。
8月に中古スマホを購入するなら、価格が安定しているモデルを狙うべきである。
購入候補はGalaxy S24、iPhone 12、Pixel 7a。売却候補はPixel 8a、Galaxy S25、Pixel 7aとなる。
8月の中古スマホ市場では、単純に安い機種を探すのではなく、価格が上昇している機種は売却、価格が安定している機種は購入というように、目的に合わせて判断することが重要である。
7月→8月の中古スマホ市場で分かった3つの特徴
7月から8月にかけて中古スマホ市場を比較すると、単純に「新しい機種ほど高い」「古い機種ほど安い」という動きではなく、モデルごとに価格変動の違いが見られた。
特に注目すべきポイントは、高年式モデルの価格維持、旧型モデルの安定、そして一部Android機の価格上昇である。
1.高年式iPhoneは価格が高止まりして購入タイミングは慎重に判断
iPhoneでは、世代によって価格動向が分かれる結果となった。
iPhone 16・17シリーズなどの高年式モデルは、中古販売価格・買取価格ともに堅調に推移している。最新世代に近いモデルほど需要が高く、リセールバリューも維持されている。
一方で、購入する側から見ると価格が下がり切っていないため、中古で安く購入するメリットはまだ小さい。
高性能で長く使える点は魅力だが、価格面では今すぐ購入するよりも、今後の相場変化を見ながら判断したいモデルと言える。
一方、iPhone 12などの旧型モデルは価格が安定している。
発売から時間が経過しているため大幅な値下がりは期待しにくいが、3万円前後で購入できるiPhoneとして需要が維持されている。ライトユーザーであれば、現在でも十分実用的な選択肢となる。
2.Pixelシリーズは中古価格・買取価格ともに上昇する異例の動き
今回の価格比較で最も特徴的だったのが、Pixelシリーズの値上がりである。
通常、中古スマホは時間の経過とともに価格が下落する。しかしPixel 7aやPixel 8aでは、中古販売価格・買取価格ともに上昇する動きが確認できた。
特にPixel 8aは、中古価格が43,800円から47,980円へ4,180円上昇。買取価格も30,500円から35,000円へ4,500円上昇している。
この背景には、新型Pixel発表後の下取り需要が影響している可能性がある。
新しいPixelへの買い替え時に下取り対象として選ばれやすいモデルは、一時的に需要が高まり、中古市場でも価格が押し上げられることがある。
ただし、これは購入者にとっては注意点でもある。
Pixelシリーズは性能面では魅力的だが、8月時点では相場が上昇しているため、「安く買える中古スマホ」という状況ではない。購入を検討している場合は、価格が落ち着くまで待つ判断も必要になる。
3.中古スマホは「買う」と「売る」で見るべきポイントが違う
7月から8月の価格推移を見ると、同じ機種でも購入側と売却側で評価が変わることが分かった。
購入する場合は、中古価格の安さだけではなく、新品価格との差、性能、発売からの期間、今後の値下がりリスクを見る必要がある。
例えばiPhone 12は価格が安定しており、現在購入しても大きな割高感はない。一方で、高年式iPhoneや価格上昇中のPixelシリーズは、性能は魅力的でも購入価格が高くなっている。
一方、売却する場合は、現在の買取価格や価格上昇幅、今後の値下がりリスクが重要になる。
Pixel 8aやGalaxy S25のように買取価格が上昇しているモデルは、高値で売却できるタイミングと言える。
7月から8月の中古スマホ市場では、「値下がりした機種を買う」だけではなく、「価格が上昇している機種を売る」という視点も重要になっている。
8月に売却を検討したいスマホ3選
8月に中古スマホを購入するなら、単純に価格が安いモデルを選ぶのではなく、中古価格の安定性・新品価格との差・性能・今後の使いやすさを総合的に判断することが重要である。
今回の価格比較では、Pixelシリーズや高年式iPhoneのように価格が上昇しているモデルも存在した。そのため、8月時点では「値上がりしている人気モデルを追う」よりも、価格が落ち着いており、中古で購入するメリットが大きい機種を選ぶべきである。
1位 Galaxy S24|型落ちハイエンドを狙うなら有力候補
8月に中古で購入するなら、最もおすすめしたいモデルがGalaxy S24である。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 中古価格 | 74,800円 | 69,800円 | -5000円 |
Galaxy S26の登場によって2世代落ちモデルとなったが、ハイエンドスマホとしての性能は現在でも十分高い。
搭載されているSoCやカメラ性能、ディスプレイ品質は現行モデルに近く、普段使いだけでなくゲームや写真撮影など幅広い用途に対応できる。
新品時は高価格帯だったモデルだが、中古市場では価格が下がっており、「発売時の高性能を安く購入できる」という中古スマホならではのメリットを受けやすい。
また、ハイエンドモデルは基本性能に余裕があるため、数年間使い続けることを考えても有力な選択肢となる。
高性能スマホをできるだけ安く購入したい人におすすめのモデルである。
2位 iPhone 12|3万円前後で購入できるiPhoneとして有力
8月時点で、安くiPhoneを購入したい人におすすめなのがiPhone 12である。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 中古価格 | 30,800円 | 30,800円 | ±0円 |
7月から8月にかけて中古価格は変化しておらず、相場は安定している。
最新iPhoneと比較すると性能差はあるものの、LINE、Web閲覧、地図、動画視聴などの一般的な用途であれば現在でも十分実用的である。
また、iPhoneは長期間のOSアップデートが期待でき、中古市場での流通量も多い。そのため、初めて中古スマホを購入する人でも選びやすい。
最新性能を必要としないライトユーザーであれば、3万円前後で購入できるiPhone 12はコストパフォーマンスの高い選択肢となる。
3位 Pixel 7a|3万円台でバランスの良いAndroid
Pixelシリーズでは価格上昇が見られるモデルが多い中、Pixel 7aは依然として購入候補になるモデルである。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 中古価格 | 31,800円 | 33,800円 | +2,000円 |
8月に中古価格は2,000円上昇しているため、「安くなったモデル」ではない。
しかし、3万円台で購入できるAndroidスマホとして見ると、性能と価格のバランスは依然として優れている。
Tensor G2による十分な処理性能に加え、Pixelシリーズの特徴である画像処理によるカメラ性能も魅力である。
Pixel 8aやPixel 9aと比較すると価格を抑えやすく、普段使いから写真撮影まで幅広く対応できる。
ただし、8月時点では価格が上昇しているため、「今が最安」という意味ではない。相場を確認しながら購入判断をするべきモデルである。
3万円台で性能とカメラのバランスを重視する人におすすめできるスマホである。
8月に中古スマホを購入するなら、価格上昇中のモデルではなく、性能に対して価格が安定しているモデルを選ぶことが重要である。
高性能を求めるならGalaxy S24、安くiPhoneを使いたいならiPhone 12、Androidのバランス重視ならPixel 7aが有力な候補となる。
8月が売り時のおすすめのスマホ3選
8月にスマホを売却するなら、現在の買取価格だけではなく、7月からの価格上昇幅・今後の値下がりリスク・後継モデルの登場時期を考慮して判断することが重要である。
中古スマホは基本的に時間の経過とともに買取価格が下落する。しかし8月の価格推移を見ると、一部モデルでは中古価格・買取価格ともに上昇しており、売却タイミングとして注目できる機種が存在する。
特にPixelシリーズは、新型発表後の下取り需要によって相場が押し上げられている可能性があり、現在所有している場合は高値で売却できるタイミングと言える。
1位 Pixel 8a|中古・買取価格ともに上昇した今が売却タイミング
8月に売却を検討するなら、最も注目したいモデルがPixel 8aである。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 中古価格 | 43,800円 | 47,980円 | +4,180円 |
| 買取価格 | 30,500円 | 35,000円 | +4,500円 |
Pixel 8aは中古販売価格・買取価格ともに上昇している。
特に買取価格は4,500円アップしており、7月より高値で売却できる状況になっている。
背景には、新型Pixel発表後の買い替え需要や下取り需要が影響している可能性がある。Pixel 8aは比較的新しいモデルで性能バランスも良く、下取り対象として需要が高まりやすい。
ただし、今後は後継モデルの普及によって相場が下落する可能性がある。
現在売却を考えている場合は、価格が上昇しているタイミングを活かす価値が高い。
今回の価格推移では、8月に売るなら最有力候補となるモデルである。
2位 Galaxy S25|買取価格上昇中の最新ハイエンド
Galaxyシリーズでは、Galaxy S25が売却候補となる。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 買取価格 | 78,000円 | 82,000円 | +4,000円 |
Galaxy S25は、比較的新しいハイエンドモデルということもあり、高いリセールバリューを維持している。
7月から8月にかけて買取価格は4,000円上昇しており、現在の市場では高値で売却しやすい状況となっている。
S26の登場で一時は相場が下がったが、より小型でコンパクトなS25のほうが魅力的と考える人が増えてきているのかもしれない。
しかし、最新モデルに近いスマホほど需要は高い一方、次世代モデルの登場による価格下落リスクも大きい。
高性能スマホとして長く使えるモデルではあるが、買い替えを予定している場合は、買取価格が高いうちに売却する判断も有効である。
高いリセールバリューを活かして売却したい人向けのモデルである。
3位 Pixel 7a|買うにも売るにも注目される珍しいモデル
Pixel 7aは、今回の価格変動で特徴的な動きを見せたモデルである。
価格推移は以下の通り。
| 7月 | 8月 | 変動 | |
| 中古価格 | 31,800円 | 33,800円 | +2,000円 |
| 買取価格 | 21,500円 | 23,300円 | +1,800円 |
Pixel 7aは中古価格・買取価格ともに上昇している。
通常、中古スマホは発売から時間が経過するほど価格が下落するため、この動きは珍しい。
売却する場合、7月よりも8月の方が高く売れる状況になっている。
一方で、Pixel 7aは3万円台で購入でき、性能とのバランスも良いため、買う側から見ても魅力があるモデルである。
そのためPixel 7aは、「現在所有している人は売却候補」「購入を考えている人は価格を見ながら判断」という、立場によって評価が変わるスマホとなっている。
買うにも売るにも注目できる、8月の中古市場を象徴するモデルである。
8月の中古スマホ市場では、すべてのモデルが値下がりしているわけではない。
Pixel 8aやGalaxy S25のように買取価格が上昇しているモデルは、今後の価格下落前に売却を検討する価値がある。
特にPixelシリーズは、新型発表後の需要によって相場が動いている可能性があるため、現在所有している場合は売却タイミングを見極めたい。
まとめ|8月は価格変動を見極めて買う・売るを判断するタイミング
7月から8月の中古スマホ市場を比較すると、年式が古くなるほど価格が下落するという通常の流れとは異なり、一部モデルで価格上昇が確認できた。
特にPixel 7aやPixel 8aでは、中古価格・買取価格ともに上昇している。新型Pixel発表後の下取り需要によって一時的に相場が押し上げられている可能性があり、現在所有している場合は売却を検討するタイミングと言える。
一方、高年式iPhoneも中古価格・買取価格ともに堅調だが、購入する側から見ると価格は高止まりしている。性能面では魅力的だが、8月時点では値下がりを待つ判断も有効である。
中古購入なら、価格が安定しているモデルを選ぶことが重要になる。
Galaxy S24は型落ちハイエンドとして性能と価格のバランスが良く、iPhone 12は3万円前後で購入できる安定した選択肢となる。Pixel 7aは価格上昇があるものの、3万円台で購入できるAndroidとして魅力が残る。
8月の中古スマホ市場では、「安い機種を探す」だけではなく、価格変動の理由を見ることが重要である。
価格が上昇しているモデルは売却候補、価格が安定しているモデルは購入候補として判断することで、より有利なタイミングで中古スマホを選択できる。





コメント