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Apple Watchのバッテリー交換を体験レビュー|費用・時間・交換後どうなった?

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Apple Watch Series 7を約5年間使い続けた結果、バッテリー最大容量が79%まで低下した。以前は1日余裕で使えていたバッテリーも、ワークアウトや睡眠計測を併用すると夜まで持たないことが増え、「そろそろ交換が必要だ」と感じるようになった。

そこで今回は、Apple認定サービスプロバイダへ実際にバッテリー交換を依頼した。予約方法や受付の流れ、修理費用、交換までにかかった日数、交換後の状態まで、実体験をもとに詳しく紹介する。

Apple Watchのバッテリー交換は、スマートフォンのように内部バッテリーだけを交換するイメージを持っている人も多い。しかし実際には、本体ごと新品同等品へ交換されるという特徴があり、想像以上に満足度の高いサービスだった。

「バッテリー交換と買い替え、どちらを選ぶべきか迷っている」「修理期間や費用が気になる」という人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてほしい。

結論|バッテリー最大容量80%未満なら交換する価値は高い

先に結論を伝えると、Apple Watchのバッテリー最大容量が80%未満まで低下しているなら、バッテリー交換は十分おすすめできる。

今回依頼したApple Watch Series 7は、15,400円(現在は17,400円)で新品同様品へ交換となった。交換後はバッテリー容量が100%になっただけでなく、本体外観も傷一つない状態となり、シリアル番号も新しいものへ変更されていた。

もちろんデメリットもある。交換品が届くまで今回は11日かかり、その間はApple Watchを使えなかった。毎日装着することが習慣になっていたため、不便さは想像以上だった。

それでも、約1万7千円で新品同等品になり、さらに90日間の修理保証も付くことを考えると、コストパフォーマンスは非常に高い。

一方で、画面割れや筐体の大きな損傷がある場合は、通常のバッテリー交換料金では対応できず、高額な本体交換費用になる可能性がある点には注意が必要だ。

Apple Watchの動作に大きな不満がなく、「バッテリーだけ何とかしたい」と考えているのであれば、買い替えを検討する前にバッテリー交換を選択肢に入れる価値は十分ある。

Apple Watchのバッテリー交換を決めた理由

バッテリー最大容量が79%まで低下

今回バッテリー交換を決断した最大の理由は、バッテリー最大容量が79%まで低下したことだった。

Appleでは、バッテリーが著しく劣化しているかどうかを判断する目安として「最大容量80%未満」が一つの基準となっている。79%になった時点で、設定アプリ内のバッテリーの項目に「サービス」と表示されバッテリー交換が推奨されるようになる。

私が使用していたのはApple Watch Series 7(41mm)。約5年間毎日使用し、睡眠時も装着していたため、バッテリーへの負荷は比較的大きかったと思う。

普段から毎日充電して使う製品とはいえ、80%付近になると「まだ使える」から「少し不便」と感じる場面が一気に増えてきた。

ワークアウトや睡眠計測でバッテリーが持たなくなった

最も困っていたのは、ワークアウト時のバッテリー消費だった。

ランニングやウォーキングを記録すると以前より明らかに減りが早く、夜にワークアウトを行うと、そのままバッテリー切れで電源が落ちてしまうこともあった。

また、私は睡眠計測のために就寝中もApple Watchを装着している。そのため、以前は朝の身支度中に45分ほど充電するだけで1日問題なく使えていたが、バッテリー劣化後はそれだけでは足りなくなった。

現在は朝に30〜45分充電し、さらに入浴中など夜にも30〜45分充電しなければ翌日まで持たない状態になっていた。

充電回数が増えること自体は大きな問題ではないものの、「Apple Watchを外す時間」を毎日意識しなければならないのは想像以上にストレスだった。

この状態なら、もう少し快適に使えるようバッテリー交換をした方が良いと判断した。

Apple Watchのバッテリー交換前に確認したこと

Apple Watchのバッテリー交換を申し込む前に、いくつか確認しておきたいポイントがある。

特にバックアップやSuicaの移行は事前に対応しておくことで、受付当日もスムーズに手続きを進められた。

バックアップはペアリング解除で自動作成できる

Apple Watchには、iPhoneのように手動でバックアップを作成する機能はない。

バックアップはApple WatchとiPhoneのペアリングを解除したタイミングで、自動的にiPhone側へ保存される仕組みになっている。

私は修理予約日の当日にペアリングを解除してバックアップを作成し、その状態で修理へ持ち込んだ。

修理後は新しいApple Watchと再度ペアリングするだけで以前のデータが復元できるため、この作業だけは忘れずに済ませておきたい。

モバイルSuicaは事前にiPhoneへ移動が必要

バックアップで唯一注意が必要だったのがモバイルSuicaだった。

Suicaはバックアップの対象ではないため、Apple WatchからiPhoneへ事前にカードを移動しておく必要がある。

この作業を忘れてしまうと、再発行などの手続きが必要になる場合もあるため、Apple Watchを修理へ出す前に必ず確認しておきたいポイントだ。

AppleCare未加入でもバッテリー交換は可能

今回修理したApple WatchはAppleCare+には加入していなかった。

それでもバッテリー交換は問題なく受け付けてもらえた。

AppleCare+に加入していなくても、バッテリー交換料金を支払えば修理を依頼できるため、「保証に入っていないから修理できない」と心配する必要はない。

修理料金と注意点

今回の修理費用は15,400円だったが、現在は料金改定により17,400円となっている。

ただし、この料金で対応できるのは本体に大きな破損がない場合のみ。

画面割れやケースの変形、水没など、バッテリー以外にも損傷が確認された場合は通常のバッテリー交換ではなく、本体交換扱いとなり、修理費用は62,800円(旧料金57,800円)になる。

受付時点では正式な金額は確定せず、Appleの修理センターで本体を詳しく検査した後に最終的な見積もりが提示される流れとなる。

修理予約の方法

修理はApple公式サイトのサポートページから申し込んだ。

今回は自宅から最も近かった、ビックカメラ札幌店内にあるApple認定サービスプロバイダを指定して予約した。

Apple Watchの修理はApple Storeへ持ち込まなければならないと思われがちだが、実際にはApple認定サービスプロバイダでも同じように受付してもらえる。

地域によってはカメラのキタムラやビックカメラなどがApple認定サービスプロバイダとなっていることも多く、近くにApple Storeがない地域でも比較的利用しやすい環境が整っている。

Apple Watchのバッテリー交換当日の流れ

修理当日は、予約した時間にApple認定サービスプロバイダへ向かった。今回はビックカメラ札幌店内にあるApple認定サービスプロバイダを利用したが、受付から預けるまでの所要時間は約15分と非常にスムーズだった。

受付から預けるまでの流れ

当日の流れは次のような手順だった。

受付

外観チェック・診断

修理内容の説明

見積もりの案内

Apple Watchを預けて受付完了

受付では予約内容を確認し、その後スタッフがApple Watchの外観を簡単にチェックした。

目立つ傷や画面割れがないかを確認した後、修理内容について説明を受ける流れとなる。

私は事前にiPhoneとのペアリングを解除し、バックアップも作成していたため、その場で追加の作業は必要なく、そのままApple Watchを預けて受付は終了した。

バッテリー交換ではなく本体交換になると説明を受けた

受付時に一番驚いたのが、「Apple Watchのバッテリー交換は、バッテリーだけを交換する修理ではありません」という説明だった。

Apple Watchは本体を分解してバッテリーだけを交換するのではなく、修理センターで検査を行った上で、整備済みの新品同等品へ本体ごと交換される仕組みになっているという。

もちろん、この時点では交換が確定したわけではない。

まずはAppleの修理センターへ送られ、内部も含めて詳しく点検される。その結果、バッテリー以外に問題がなければ、バッテリー交換料金(現在17,400円)で本体交換となる。

一方で、画面割れやケースの大きな変形、水没など、バッテリー以外の損傷が確認された場合は通常のバッテリー交換対象外となり、本体交換費用として62,800円(旧料金57,800円)が必要になるとの説明だった。

つまり、受付当日に支払う金額が確定するわけではなく、正式な見積もりはAppleで検査が終わってから連絡される。もし見積もりが高額になっても、その時にキャンセルは可能だそうだ。

受付では「数日後に見積もりをご案内します」と説明を受け、その日はApple Watchを預けて終了となった。

Apple Watchの交換品が届くまでにかかった日数

Apple Watchを預けた時点では「1週間前後」と案内されていたが、実際には交換品を受け取るまで11日かかった。

結果だけ見ると少し長く感じたものの、途中の流れを振り返ると理由も納得できるものだった。

見積もり完了まで6日

Apple Watchを預けてから約6日後、Appleから正式な見積もり完了の連絡が届いた。

検査の結果、バッテリー以外の故障や破損は確認されず、予定どおりバッテリー交換料金で対応できるとのことだった。

この時点で初めて修理内容が正式に確定する。

受付時には「問題が見つかれば追加費用が発生する可能性があります」と説明されていたため、この連絡が来るまでは少し気になっていたが、予定どおりの金額で進められることが分かり安心した。

交換品到着までさらに5日

見積もり承認後は、交換品の発送手続きに入る。

ところが今回は、同じモデルの交換品在庫がすぐには用意できなかったようで、さらに5日ほど待つことになった。

修理センターで本体を修理して返送するのではなく、交換用の本体を用意する仕組みだからこそ、在庫状況によっては日数が延びることもあるようだ。

交換品が店舗へ到着すると電話で連絡が入り、受け取りに向かった。

合計11日かかった理由

最終的にApple Watchを預けてから受け取るまでにかかった日数は11日だった。

当初案内されていた期間より少し長くなった理由は、交換品の在庫が不足しており、取り寄せに時間を要したためだった。在庫が不足していたのは、私が使用していたのはセルラーモデルだったため、それも影響していた可能性がある。

急ぎでApple Watchを使いたい人にとっては少し長く感じるかもしれないが、受付時にも「在庫状況によって日数は前後する場合があります」と説明を受けていたため、特別なトラブルというわけではない。

むしろ、この約2週間で感じたのは、Apple Watchが生活に欠かせない存在になっていたということだった。

時間の確認、通知の受信、ワークアウトの記録、睡眠計測など、普段は当たり前に使っていた機能が使えなくなると、思っていた以上に不便だった。Apple Watchが日常生活の一部になっていることを改めて実感した期間でもあった。

実際に交換されたApple Watchをチェック

約11日後、Apple認定サービスプロバイダから交換品が届いたとの連絡を受け、受け取りに向かった。

「バッテリー交換」と聞くと、今まで使っていたApple Watchに新しいバッテリーが取り付けられて返ってくると思っていたが、実際に受け取ったのは新品同様のApple Watchだった。

外観やバッテリーの状態を確認すると、その違いは一目で分かった。

シリアル番号は別のものになっていた

まず確認したのはシリアル番号だった。

設定画面からシリアル番号を確認すると、修理前とは異なる番号になっていた。

これは、今まで使用していた本体を修理して返却したのではなく、Appleが用意した交換品へ本体ごと入れ替わったことを意味している。

受付時に「バッテリー交換は本体交換になります」と説明を受けていたものの、実際にシリアル番号まで変わっているのを見ると、その説明どおりだったことがよく分かった。

外観は新品同様で傷もゼロ

交換品の外観も細かく確認してみた。

約5年間使用したApple Watchには細かな擦り傷がいくつか付いていたが、交換後の本体には目立つ傷はもちろん、使用感も全く見当たらなかった。

ディスプレイもケースも非常にきれいで、新品を開封した時と変わらない印象だった。

毎日身に着ける製品だけに、見た目まで新品同様になった満足度は非常に高い。

バッテリー最大容量は100%に回復

もちろん、一番期待していたのはバッテリーの状態だ。

設定画面でバッテリー最大容量を確認すると、100%と表示されていた。

79%まで低下していた頃は、ワークアウトや睡眠計測を行うと1日持たないこともあったが、交換後は以前のように余裕を持って使用できるようになった。

約17,000円でバッテリーが新品になり、本体も新品同様へ交換される。さらに90日間の修理保証まで付くため、費用以上の価値を感じた。

データは元通り復元された?

本体交換と聞くと、「設定やデータは全部やり直しになるのでは?」と心配する人も多いと思う。

実際には、事前にペアリングを解除してバックアップを作成していたため、ほとんど以前と変わらない状態まで簡単に復元できた。

ペアリング後は以前と同じ状態に復元

交換品を受け取った後は、iPhoneとのペアリングを実施した。

初期設定の途中でバックアップから復元を選択すると、アプリや文字盤、通知設定、ワークアウトの履歴などが自動的に復元され、以前使用していたApple Watchとほぼ同じ状態で使い始めることができた。

設定を一つひとつやり直す必要はなく、普段どおり使える状態までスムーズに戻せたのは非常に便利だった。

事前にペアリング解除をしてバックアップを作成しておいた効果を実感した瞬間でもある。

OSアップデートに約3時間かかった

一方で、予想外だったのがOSのアップデートだった。

交換品には少し古いバージョンのwatchOSがインストールされていたため、ペアリングの途中でOSアップデートが必要になった。

アップデートのダウンロードからインストールまでを含めると、復元完了まで約3時間かかった。

すぐに使えると思っていたので少し時間はかかったものの、一度アップデートが終われば、その後は以前と変わらない環境で使用できた。

これからバッテリー交換を予定している人は、受け取ったその日に使う予定がある場合は時間に余裕を持って復元作業を行うことをおすすめしたい。

Apple Watchバッテリー交換の費用と時間まとめ

今回のバッテリー交換で実際にかかった費用と時間を表にまとめた。

項目内容
修理費用15,400円(現在は17,400円)
受付時間約15分
修理期間11日
修理保証90日

受付自体は予約していたこともあり、15分ほどで完了した。事前にペアリング解除とバックアップを済ませていたため、その場で迷うこともなくスムーズに預けられた。

修理期間は合計11日だった。当初の予定より少し長くなったものの、同型の交換品在庫がなかったことが理由であり、特別なトラブルが発生したわけではない。

費用についても、私が修理した当時は15,400円だったが、現在は17,400円へ改定されている。料金は上がったものの、新品同等品への本体交換という内容を考えれば、依然として満足度は高いと感じる。

なお、この料金が適用されるのはバッテリー以外に故障や破損がない場合のみとなる。画面割れや筐体の大きな損傷がある場合は高額な本体交換費用となる可能性があるため、その点だけは事前に理解しておきたい。

Apple Watchのバッテリー交換をして感じたメリット・デメリット

約5年間使い続けたApple Watch Series 7をバッテリー交換した結果、想像していた以上に満足度の高いサービスだった。

もちろん気になった点もあったので、実際に感じたメリットとデメリットを紹介する。

良かった点

一番のメリットは、17,400円(私の修理時は15,400円)で新品同等品へ交換されたことだ。

バッテリーだけではなく、本体そのものが新品同様になったため、細かな傷がなくなり見た目までリフレッシュされた。

さらにバッテリー最大容量も100%になり、ワークアウトや睡眠計測を行っても以前のように1日余裕を持って使えるようになった。

Apple Watch Series 7は現在でも性能面に大きな不満はなく、買い替えを考えていなかったため、新品同等の状態であと数年使えるようになったことは非常に大きなメリットだった。

新しいApple Watchへ買い替えると数万円から十万円近い出費になることを考えると、約17,000円でここまで快適さが戻るのはコストパフォーマンスが非常に高い。

気になった点

一方で、唯一大きく感じたデメリットは修理期間中にApple Watchが使えなかったことだ。

今回は交換品を受け取るまで11日かかったが、その間は時間の確認や通知、ワークアウトの記録、睡眠計測など、普段当たり前に使っていた機能が一切利用できなかった。

普段からApple Watchを装着する生活に慣れている人ほど、不便さを感じる期間になると思う。

また、受け取った当日もすぐに使えるわけではなく、OSアップデートやバックアップからの復元に約3時間かかった。

修理自体への不満は全くなかったが、「受け取ったらすぐ使える」と考えている人は、復元作業にある程度時間がかかることも頭に入れておいた方が安心だ。

それでも総合的に見ると、約2週間使えない不便さを差し引いても、バッテリー性能と本体外観が新品同様になるメリットの方がはるかに大きかった。

Apple Watchのバッテリー最大容量が80%前後まで低下しているのであれば、買い替えだけでなくバッテリー交換も有力な選択肢になると感じている。

まとめ|バッテリー最大容量80%未満なら交換する価値は高い

今回、Apple Watch Series 7のバッテリー最大容量が79%まで低下したことをきっかけに、初めてバッテリー交換を依頼した。

実際に体験してみて感じたのは、「バッテリー交換」というよりも、「新品同等品への本体交換サービス」という印象の方が強かった。

修理費用は私が依頼した当時で15,400円(現在は17,400円)。その金額でバッテリー容量100%の本体になり、外観も新品同様、シリアル番号まで新しいものへ変更されたことを考えると、満足度は非常に高い。

一方で、交換品が届くまで約11日かかり、その間はApple Watchを使えなかった。毎日身に着けることが習慣になっている人ほど、不便さを感じる期間になるだろう。また、受け取った後もOSアップデートやデータ復元に時間がかかるため、すぐに使えるわけではない点には注意したい。

これからバッテリー交換を検討している人は、次のように考えると判断しやすい。

バッテリー交換がおすすめな人

  • バッテリー最大容量が79%以下まで低下している人
  • 現在のApple Watchに大きな不満はなく、もう数年使い続けたい人
  • バッテリーの持ちだけ改善したい人
  • 新品への買い替え費用を抑えたい人

バッテリー交換をおすすめしない人

  • 画面割れやケースの大きな変形など、本体に破損がある人
  • 最新モデルへの買い替えをすでに検討している人

特に本体に大きな破損がある場合は、通常のバッテリー交換料金では対応できず、高額な本体交換費用が発生する可能性がある。そのため、修理へ出す前に本体の状態を確認しておくことをおすすめする。

Apple製品は購入後のサポート体制が充実しており、Apple Watchも例外ではない。バッテリーが劣化したからといってすぐに買い替えを考えるのではなく、まずはバッテリー交換という選択肢を検討する価値は十分ある。

私自身、交換後は購入当時のような快適さを取り戻すことができた。Apple Watchにまだ満足しているのであれば、買い替えを決断する前に、一度バッテリー交換という選択肢も検討してみてほしい。

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